眼瞼の切除を行いました。

皆様、ご家族の「おめめ」にこのような出来物がありませんか?

ありふれた出来物なのではないかと思うのですが、意外と厄介者です。

角膜に触れると角膜損傷を引き起こすことがあるのです。

なので角膜に触れてしまっている、あるいは既に角膜炎を引き起こしていらっしゃる場合は早めの切除をお勧めしています。

また、大きくなりまぶたの「ふち」の長さの1/3を超えると難易度の高い(合併症発症率が高くなる)形成手術も必要となります。

そもそも大きくなる場合悪性の可能性もあります。

よって、結局は早めの切除をお勧めしております。

早めに切除すればまぶたの形はほとんど変わりありません。

赤矢印が切除部位、手術直後なので少し腫れていますが、抜糸時には左右の眼にほとんど違いは無くなっておりました

ご参考になれば幸いです。

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